東欧マニアックガイド

これまで訪れた東欧圏のちょっとマニアックな場所を紹介しています。

2020-03-01から1ヶ月間の記事一覧

ポーランド人民共和国の魅力を伝える共産博物館【ワルシャワ/ポーランド】

1989年までソ連の衛星国という立場にあり、共産主義国家だったポーランド。 ワルシャワには、そんな当時の人々の生活を垣間見ることができる博物館がある。 その名もCzar PRL(ポーランド人民共和国の魅力)。 場所はワルシャワ中心部。 KFCも入っている重厚…

チェーホフの小説から名前をとった精神病院バーПалата №6【キエフ/ウクライナ】

ロシアの作家、アントン・チェーホフの作品に『六号室(Палата №6)』という短編小説がある。 田舎の精神病院を舞台にした小説なのだが、ウクライナのキエフに、その小説から名前をとった「Палата №6」というバーがあると知った。 店内は精神病院をイメージ…

想像以上に広い、迷宮のような軍事博物館【キシナウ/モルドバ】

モルドバの首都キシナウは小さな都市だが、見ごたえ抜群の軍事博物館がある。 その博物館は、キシナウ市内の静かな通りにひっそりとたたずんでいた。 少し地味な入口。最初は気付かず通り過ぎてしまった。 入り口をくぐると、まず惜しみなく展示される野砲や…

ドイツ人がポーランドに残した廃教会【ラドシン/ポーランド】

ポーランド西部に位置する人口500人台の田舎村、ラドシン(Radoszyn)。 観光客がわざわざ訪れるような見どころは全くない、どこにでもあるような村だ。 その村に、1803年に建てられた福音派教会の廃墟がある。 青い空に映える廃教会は、人里離れた場所にポ…

笑顔のガイドさんが気になる。ギネスに登録されているトイレ歴史博物館【キエフ/ウクライナ】

ウクライナの首都キエフには、面白いスポットがたくさんある。 そのひとつが、トイレ歴史博物館(Музей історії туалету)。 そう、トイレ。便所の博物館である。 地下鉄Klovska駅で降り、緑に囲まれた坂道を登っていく。 坂の途中に、ソ連らしいレリーフが…